雪の日舎
はじめまして、雪の日舎です。

第7話 「講義室を飛び出して、見つけたもの」大学生・水沼真由美編〜はぐくみストーリー〜

2017.09.29

ここでは、メンバーたちが今にいたるまでにはぐくんできた各々のストーリーを、ご紹介します。5人目は水沼真由美です。

 

はじめまして、水沼真由美です。

私は、1994年神奈川県横浜市で生まれ、小学校時代は愛知県で過ごし、現在は都内の大学に通っています。

食べることが大好きで、好きな新潟フードはちまきです。吹奏楽でテナーサックスを10年ほどやっていて、音楽も好きです。

そんな私が、新潟県十日町市で暮らし、「雪の日舎」で働こうと思ったことをここまで歩んできた道のりとともに、お伝えできればと思います。

 

福祉と暮らしをみつめて

私は大学で、社会福祉を専攻しています。そのきっかけとなったのは祖母の認知症。祖母の介護をする家族を見て、介護を必要とする人だけではなく介護をしている人の環境も良いものにしたいと思い社会福祉の道へ進みました。

「健康で幸せな暮らし(Well-Being)」を実現するという福祉本来の理念をもとに、座学だけではなく福祉の現場で実際に学ぶ機会を与えてもらいました。国内では農業で障害者の就労支援をしている社会福祉法人や、東日本大震災の復興ボランティア海外では福祉先進国と言われるスウェーデンやフランスの福祉施設での研修など、多くの機会に恵まれて、社会福祉を様々な視点から学びました。

 

講義室を飛び出して、新潟県十日町市へ

現場に出て学ぶ機会を与えてもらう中で、私自身も「健康で幸せな暮らし(Well-Being)」を送るためには何が必要なのか考えながら過ごしていたある日、大学の講義で1冊のフリーペーパーに出会います。

それは移住女子が作るフリーペーパー「ChuClu(ちゅくる)」。ページを開くと、そこには中山間地域でいきいきと活躍する移住女子たち。四季に寄り添いながら過ごす日々をありのままに伝える一冊に感動しました。

大学で学んでいた地域コミュニティのこと、中山間地域の経済のこと、そして自分自身の暮らしを見つめるためにも、大学を1年間休学することを決めました。

そして「にいがたイナカレッジ」のインターン制度を使い、新潟県十日町市で地元のお母さんたちの直売所を拠点に、農作業のお手伝いや加工品作り、商品の販売に携わらせてもらいました。また、十日町市の四季折々の生活を学び、実践することで、暮らしをつくる楽しさを知りました。

 

第二の故郷へ

1年のインターンが終わり、大学へ復学した後も私は十日町市へ通い続けました。お世話になった人に会いに行ったり、田んぼの作業をさせてもらったり、お祭りでお囃子をやらせてもらったりと、気付けば月に1度は十日町市へ通うようになっていたのです。そして通うたびに皆さんは「おかえり」と迎えてくれ、帰る時には「はちゃの(またね)」と送り出してくれる。そんな十日町市はいつのまにか私の第二の故郷になっていました。

実際は通うというよりも、「帰る」に近いのかもしれません。

実家のほかにこうして私のことを「おかえり」と迎えてくれる場所がある。とても幸せだと思います。

 

好きなまちで、好きな人と

大学に復学してから早いものでもう2年。私は4年生になり、次に進む道を選ぶ時期になりました。

社会に出るという大きな岐路に立ったとき、選んだ道を私はわくわくして歩いていけるだろうか。その道はどこにあるのだろうか。今までの学生生活を振り返り悩みました。そんなときに、インターンを受け入れてくれた地域の方に、「十日町を未来につないでほしい」という言葉をもらったことを思い出しました。私が今まで学んだことはどう活かせるだろうか、そう考えたときに、好きなまちに暮らす好きな人たちが「健康で幸せな暮らし(Well-Being)」を実現するという仕事に就きたいと思ったのです。

「雪の日舎」には、農家、保育士、栄養士、建築士、多種多様なメンバーがいます。その中で、私は社会福祉の視点を持って、「雪の日舎」のお仕事をできたらいいなと思います。

まだまだ半人前以下で、自分の暮らしをつくっていくことで精一杯な私ですが、「雪の日舎」で、「はぐぐみひと」として大好きな十日町を未来につなげられるように、精一杯頑張っていきたいです。どうぞよろしくお願いいたします。