我が家のヒーローウルトラマン
2017.09.26
もうすぐ6歳になる息子が愛してやまないのは、
どんなピンチの時も駆けつけてくれるウルトラマン。
4歳の時に、たまたまレンタルショップで〔ウルトラマン〕のDVDを見つめ、初めて観た日からすっかりとりこになりました。
姉妹で育った私には、毎日架空の敵と戦う息子の姿が頼もしく見えます。
ある日、いつものように「とりゃー!」と見えない敵と戦っている息子が
突然「ママ、敵ってみんな悪いやつばかりだと思う?」と聞いてきました。
「うーん。何か悪いことしたからウルトラマンが戦ってくれているのかな?」と答えると、
「でもね、怪獣も悪いことしなければならない理由があったりもするんだよ」と息子。
「人間のわがままに怒ったり、暴れたりする怪獣もいる。本当は仲良しになれるかもしれない怪獣もいるんだ。僕もウルトラマンになったら、何で暴れているのか考えてあげたいの」と。
そこまで考えていたのか!ただ戦いが好きだとか、悪い怪獣をやっつけたい気持ちだけじゃなく、その裏にあるストーリーも大切にしていることを知り、簡単な返答した自分が何だか恥ずかしくなりました。
表面的なことばかりで判断してはいけない。
そこに本当は何が隠されているのか目を向けなければならない。
時々、息子が投げかけてくれる言葉は、大人の私にとっての【教訓】でもあるように感じます。
さてさて、一人戦いが飽きてくると決まって「次はママが怪獣になって」とお誘いが。
「ゼットンになって」
「ゼットン?」
「こんな風にここからビームを出して、声はこんな感じで、こんな動きで…」
細かな指導の下、私は日々怪獣の猛特訓中。
今では怪獣の名前を聞いただけでも、その特徴と攻撃法が分かるくらいになりました(汗)
今年はさらに、3歳の娘もウルトラマンにはまり、
「いくじょ!ビビビー!!」の容赦ない攻撃に、ヘトヘトしながらも子どもたちとの共通の趣味(!?)ができたことを楽しんでいきたいと思います。
ますがた みき
管理栄養士。1981年新潟県長岡市生まれ。県立女子短期大学専攻科食物栄養専攻を卒業後、長岡赤十字病院に6年勤務。現在はFood communicationsとしてフリーの管理栄養士で活動中。新潟県栄養士会所属。二児の子育て真最中。