雪の日舎
コラム

里山くらしごとオープンカレッジ開催!3/31 テーマは「私らしい、里山のくらし・しごと・こそだて」

2019.03.27

「こどもの育ちの瞬間に立ち会える、暮らし方、働き方がしたい」

 

いままで、男性と同じステージに立とうと必死にしがみついてきた農業から、
結婚、出産、子育てを経て、
右肩上がりに毎年拡大してゆく価値観から、
「こどもの育ちの瞬間に立ち会える、暮らし方、働き方がしたい」と思うようになりました。

 

それは、時間的、体力的制限も出たことで、仕事に支障がで始めたこと、
自分の農業を運営する経営者としての自分、娘を育てる親としての自分、両方ともに天秤にかけられない責任があり、どちらも時に私でなければならない場面があるからこそ、かもしれません。
一方で、娘とする子育て農業は、本当に、本当に楽しく、しあわせな日々でした。

どうしたら、くらし・しごと・こそだてを地続きにできるだろう?
どうしたら、他人のものさしではなく、自分のものさしで、自分に合ったやりかたで、自分にフィットするしあわせの形を作れるだろうか?
わかってもらえない、このモヤモヤはなんだろうか…。

 

そんな思いから、私たちの白書づくりが始まりました。
今回はその「農あるくらしと、こそだて白書」発刊のご報告と合わせて、
関連したトークイベントを開催します!

 

忙しすぎて、なかなか自分のくらし・しごと・こそだてに向き合えないかた、
新しい季節に向けて、一緒に深める時間を過ごしませんか?

2019年3月31日(日)14時より!十日町市市民交流センターぶんじろうにて

変化に対して、しなやかに、自分らしく生きるために

(▲白書で取材させていただいた、新潟県十日町市のまつのやま茶倉さん)

白書づくりでは、
新潟県内の農村環境で、農業をしながら子育てをしてきたママ農家さん20代〜80代のみなさまに聞き取りをさせていただきました。

農村の子育てのよさって?
子育て農業のよさは?逆に大変だったこと、乗り越え方、これからの里山農業の可能性など…
どうやって、自分なりにくらし・しごと・こそだてをブレンドしてきたのか。

 

そのなかで見えてきた、変化に対してしなやかでいられるコツは?

などなど、とても発見の多い調査となりました。

 

今回第一部のトークでは、インタビューさせていただいた、十日町の女性陣の方々にご登壇いただき、白書からもっとつっこんだ話を伺いたいと思います!

 

私自身の、しあわせの本質ってなんだっけ?

(▲白書で取材させていただいた、長野県川上村の新海智子さん)

 

今回の白書づくりを経て、女性や社会のたくさんの課題への気づきもありましたが、
もうひとつ前向きな気づきのひとつに

くらし・しごと・こそだての分断による生きづらさを解決するために、
その3つを地続きにするだけでは足りなくて、
調整幅となる余白が必要。
そして、自分が大切にするしあわせの本質を記した航海図が、早い段階で必要、
それがどんな変化に対してもしなやかでいさせてくれる、という気づきがありました。

 

それは、自分のしあわせのものさしでもあります。

 

第二部のワークでは、忙しすぎてなかなか自分に向き合えないからこそ
気づきを深める時間を持てればと思っております。

 

ぜひたくさんの皆様におこしいただければ幸いです!

概要

日時:2019年3月31日(日)14:00~16:00
場所:十日町市市民交流センター分じろう2階
(隣の和室ルームもお使いいただけます!お子様づれ大歓迎!)

タイムテーブル:

14:00~14:05 オープニング
14:05~14:15 「農あるくらしと、こそだて白書」ご報告
<<第一部>>
14:15~14:55 ママ農家トークライブ「子育て農業の、ほんとのきもち」
14:55~15:05 休憩
<<第二部>>
15:05~15:45 「母でも嫁でもない、わたしの『しあわせ』って?」深めるワーク
15:45    クロージング

 

お申し込み方法

お問い合わせ→にご連絡いただくか、
facebookイベントページに参加ボタンを押していただいた上で、参加人数などメッセージをお送りください。

 

こんな人に来てほしい!

・農業と子育ての両立に奮闘しているかた
・兼業農家や家庭菜園など、小さな農あるくらしをしている方、またはやってみたい方
・子育て中のかた
・農業に限らず、子育ても仕事も充実させたいかた
・農業や農あるくらしに興味のあるかた
・自然のなかで子育てをしたいかた、または自然環境を生かしたいと思っているかた
・上記のテーマに興味あるかたなら誰でも!
・独身のかた、これから子育てが始まるかた、男性も歓迎!
・農政関係者、子育て支援、教育関係者など

 

ぜひぜひ、お待ちしております!

佐藤 可奈子

佐藤 可奈子

株式会社雪の日舎 代表。1987年、香川県高松市生まれ。立教大学法学部政治学科卒。大学卒業後、新潟県十日町市に移住、就農。「里山農業からこころ動く世界を」がテーマ。著書「きぼうしゅうらく〜 移住女子と里山ぐらし」