第2話 帰ってきた『里山日和』〜みんなでさつまいもの収穫
2019.01.18
小さな山の集落からお届けするこの干し芋が、「お茶のみ」の口実となり、そんなやさしい文化が続き、冬を越すひとたちの心をあたためますように。
そんな私たちの思いを乗せた干し芋さんたちの、長い長い旅路をちょこっとのぞいてみませんか?
この特集では、干し芋と、私たちと、皆さんでつくる旅のものがたりをお伝えしていきます。
第2話では、干し芋になる前のさつまいもと、あさちゃんのお話。
綴るのは、なんと昨年雪の日えほん『里山日和』を綴ってくれた、ほまれさん。
そうです!帰ってきた『里山日和』をお届けします^^
雪深いお山のむらのおはなしです。
このおはなしを綴るのは、こどもたちの寄り添いびと、ほまれさん。
こどもたちの毎日にあふれている「わくわく」のおはなしを写真やイラストで、みなさんにお届けします。
一冊のえほんをめくるように、楽しんでくださいね。
-2018 秋-
今年もさつまいも掘りのシーズンがやってきました。
昨年2017の芋掘りアイテムはこちら。
今年2018の芋掘りアイテムは…なんと“こども鍬”です!
あさちゃんは3歳になりました。
おとなもこどもも みんなで一緒にさつまいも掘りスタート。
土の中からかわいい さつまいもが顔を出します。
「やっと会えたね。」
「待っていたよ。」
かわいいおいもに出会えたあさちゃんは、お店屋さんをはじめました。
「どうぞごゆっくり。」
「いらっしゃいませ~!おひめさまですよ~!」
おすすめ商品“おいもの蔓のティアラ”です。
「こちらの商品は…。」
「傘なんです!」
そこへ、お客さまがご来店。
「いらっしゃいませ!」
お客さまはお父さんです。
葉っぱのお金を受け取ります。
「ありがとうございました!また来てね!」
あれ?あさちゃん、お店屋さんは?
あれれれ?あさちゃん?お口の周りが…?
チョコレート!
あさちゃんは、後ろでお父さんが運転するトラクターの音を聞きながら一足お先におやつの時間。
おやつを食べたあさちゃん。お次はなにをするのかな?
おやつのあとは、かわいいおひめさまに大変身!
おいもの蔓のティアラを付けて、うっとり。
おいものおひめさま。来年も会えるかな?
執筆者
川延誉
東京都世田谷区生まれ。2017年10月〜2018年3月までiターン留学にいがたイナカレッジを活用してスノーデイズファームでインターン。現在は十日町市で「やまのとことこ舎」としてものづくりを行いながら、冬季間スノーデイズファームではたらく。
instagram「yama_no_tocotoco」
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