SALASUSUを訪ねて、カンボジアへひとり旅【2】ーカンボジアに到着。旧友との再会ー
2019.07.16
旅をする前から、旅が始まっている
「遠足は家に着くまでが、遠足です」
なんて言うけれど、
遠足はおやつを買うところから始まっている!!
カンボジア行き、そうと決めたら下調べが始まった。
どのルートで行く?
どこに泊まる?
大学の友人でもあり、現地SALASUSUで働く須藤菜々子ちゃんに、農作業の合間に質問しまくる日々だった。
菜々子さん、ありがとう…。
いろいろ検討した結果、
◆キャセイパシフィック航空で、
(機内食やっぱり美味しい!)
◆香港乗り換え
◆シェムリアップ空港着が、価格的にも移動時間的にもちょうどよさそうだった。
(成田発10:40-シェムリアップ着19:05)
また、宿泊先は
◆農繁期の疲れをがっつり癒したい!
◆全館wifiは繋がっててほしい!
という私のリクエストに
◆市街地がすぐそば
◆朝食がとにかく美味しい
という菜々子ポイントが加わり、Victoria Angkor Resort and Spa(ビクトリアアンコールリゾート&スパ)をすすめていただき、決定した。
(驚くほど快適で、ぜひぜひぜひまた行きたい!!!!)
1年を通して30度を超える高温多湿のカンボジアだが、6月〜10月まで雨季であり、私が滞在した6月28〜7月1日はローシーズン(閑散期)のため、航空券も往復48,000円前後(あれ、年末に香川に帰省するより安い…?)、宿泊費もかなり安く、現地に着いてみたらスパ料金も35%オフになっていた。
かなりおすすめ!
あぁ、次は家族と来たいなぁ…と、しんみりモーニングを過ごすのだった。
さて、その他の注意点では
◆カンボジアはビザが必要
これはカンボジア大使館にパスポートと申請書を現金書留で郵送して、ビザゲット。6,000円くらい支払った。
◆電源変換器
一応C型を持って行った。ホテルによっては変圧器などもあるようで、私が宿泊したホテルにはあったので「なんだ、買わんでよかったやないか」と一人ツッコんだ。
それ以外は、アフリカに行ったときのように何本も注射をしなきゃいけないようなこともなく、荷物も2泊3日用の小さいスーツケースと、SALASUSUの斜めがけバッグくらい。
実家の香川に帰るよりもカジュアルで安価だなぁと感じながらの荷造りとなった。
そして、旧友との再会
到着後は、菜々子ちゃんと落ち合い、バイクのうしろにまたがりシュリムアップの夜の街へ…。
すご〜〜〜い!カンボジアのローカルロードをバイクで走るの、なんて気持ちいいんだろう!!
すっかり菜々子ちゃんは、カンボジアの生活人……。
ローカルフードをたっぷりいただきながら、思い出話に花を咲かせた。
菜々子ちゃんとは、同じ立教大学の法学部で、ともに国際政治を勉強していた。
学生時代の友人たちは、癒着しすぎず自分の学びを大学だけでなく、大学の外で自力で深める行動派フリーダムな友達が多く、気づいたらみんな海外に行ってて、たまに会ったときに、各々が見てきた学びを共有するのが楽しみだった。
菜々子ちゃんも学生の頃から、認定NPO法人かものはしプロジェクトで飛び込みインターンをし、その頃のチャレンジングな飛び込み力と情熱そのままに、カンボジアで働き始めることに。
その行動力は本当に尊敬するし、訪れた当時は、旦那様とカンボジアで暮らしていた。
お互いの大学卒業後見てきたこと、考えてきたことを、それこそ大学卒業ぶりに話し、道は全然違ったけれど、考えていることはとても似ていて、学生時代を思い出した。
その後、近くにあるSALASUSU shopも案内してもらった。
やっぱりかわいい!!テンションあげ!
日本にいるときは東京などの催事でしか商品を実際に見ることができなかったので、もうそれだけで胸が高鳴る!!!
どんな作り手さんたちに出会えるだろう。
明日は工房見学。いまから楽しみ!!!
わくわくしながら眠りにつくのだった。続く。
カンボジア発のライフスタイルブランド
SALASUSU(サラスースー)。
日々の暮らしも、特別な旅路にもよりそう、シンプル&クリーンなラインナップ。
農村にある小さな工房で、近隣の女性たちによって、丁寧に仕立てられています。
佐藤 可奈子
株式会社雪の日舎 代表。1987年、香川県高松市生まれ。立教大学法学部政治学科卒。大学卒業後、新潟県十日町市に移住、就農。「里山農業からこころ動く世界を」がテーマ。著書「きぼうしゅうらく〜 移住女子と里山ぐらし」